猫よ、君も見たか。

〜ニシガヤゲンイチ、かく語りき〜
粛々と。


駅のホーム午後二時十五分。
電車は来ない。
待ちくたびれしびれをきらした頃ようやく来た電車。
電車がホームに滑り込む直前に、
ぼくはふと空を見上げたんだ。
そのときの陽射しがあまりに眩しくってね。
何だかこのまま電車に乗ってしまったらとても悲しくなりそうで、
来た電車をぼくは見送ってしまった。

こうしてせっかく買った切符をまた無駄にしてしまうのだ。
かまわないさ。

来た道を戻り、
改札を抜け、
国道をひたすら歩くことにした。
風が吹いてくる方に歩を進めると、
心意気とか純粋とかの意味が少しだけ解った気がした。
ジメッとした空気、これは6月。

歩いて目的地に着く。
電車は人身事故とやらでずっと止まっていたらしい。
結果的に歩いて来て正解だったわけだ。


 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 00:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古びた路地のブルースかな。


今日は林口&西ヶ谷の新作のジャケット撮影に臨んでいます。
さあ完成までもう少し!

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= 林口裕幸&西ヶ谷源市の次回LIVE =

●7/15(日)林口裕幸&西ヶ谷源市@新宿Live Freak『Bar ネブラスカ Presents 〜 ネブラ座の怪人』

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| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
LOVE


これはこれは漫画に出てくる雲みたいだ。
何処か遠出でもしようか。
しかしながらぶらぶら散歩している場合ではなかった。
今日は日がな一日スタジオに入りリハーサル三昧だったからだ。

あれが嫌だこれが嫌だと言ってばかりの人生は嫌だ。
あれも良いこれも良い、
みんな違ってみんな良い、
などと全てを受け入れられることができる心の広い人間になれたなら。
とスタジオに向かう道すがら思ったり思わなかったり。

うむむ。
これは漫画に出てくる雲ではなく、
むしろジョンのアルバムのジャケットの雲みたいだな。
そう思った日曜の昼さがり。
 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 20:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
またそぞろ歩くさ


これは新しい風だな。
ヤアヤアヤア。
晴れのち曇。

新しい一歩を踏み出すのに勇気なんかいらない。
ただただ流れに身をまかせてみるのだ。
それに尽きる。


 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ただのさよならを


太宰は言った。

ーーーこの道は、どこへつづいているのか。
それは、伸びて行く植物の蔓に聞いたほうがよい。
蔓は答えるだろう。
「私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当たるようです。」
さようなら。ーーー

『パンドラの匣』という作品。
これが押し入れの中にたった一冊ぽつんと残っていて、
何気にさっと開いた頁にそう書かれていた。
ああ、まだまだ世の中捨てたもんじゃない。

 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ここからどこへ。


14年暮らしたこの街を離れることになった。

ここ最近は、
山のように膨れ上がったこの部屋に散らばる物の数々を、
断捨離する日々。
ああ捨てるものの如何に多いことか。

気が付いたこと。
物を捨てれば捨てるほど、
その捨てたものと同じだけ新たな物が入ってくる。
そして物を捨てるとね、
不思議と人の流れまで変わっていっている気がする。
ここへきて新しい人との出会い、
新たな場所へ行くことが急に増えてきた。

ここからどこへ。
旅はどこまでも続いて行くのだ。

 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 04:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ドコニダッテ行ケル


新しい自転車を手に入れた。
路地を駆け抜ける。
スピードに興味はない。
機動力もいらない。
肩で風なんか切れなくたっていい。
タイヤが二つあって、
ハンドルとサドルとブレーキがあって、
ただただぼくを何処へでも連れて行ってくれればいいのだから。

このままどこか遠くに行けるような気がした。
まだ見たことのない町へ足を伸ばしてみようか。
休日に。

 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 02:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
空腹。


曇っていて風はぬるい。
日暮れはいつも眠い。
決まって橋の上で欠伸 (あくび) が出る。
雨が降りそうで降らない。
多分今日は降らない。
傘を持ってきたから降らない。

遊びに行くよ。
時間を告げなかった。
けれど会える気がした。
会える気がする時には大抵会えるものだ。

必ず伝えようと心に決め周到に用意した言葉を、
実際に言えた試しがない。
昨晩に綿密に思考した言葉など、
今日になってみればどこまでも陳腐なのだ。

水を飲む。
喉なんか乾いていない。
今更ながら空腹であることに気付いた。

待てどもバスは来ない。
歩けということだろう。
時と場合によりますね。
何て都合のよい台詞なんだ。
きっと優しいからなんでしょうね。
何てその場限りの台詞なんだ。
ぼくは手を離す。
直ぐに握り返してしまう。
するともう手放すことなど出来なくなる。
そんな呆れた顛末。
ああ、呼吸が浅くなっていた。

猫ほどわかりやすい生き物はいない。
人間ほどわかりにくい生き物はいない。
まわるまわるまわる。
もう好きなうたしか聴きたくない。
めぐるめぐるめぐる。
今からここに居る人みんなが自分の味方だと思うことにした。

あ、

降って来たね。

 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ゴー トゥ ヘブン


ひとりじゃないってことを自ら知っているやつは強い。
日々は闘いだ。
誰かがいることで、
今日も明日も闘っていける

 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 21:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
こころもことばもくんずほぐれつ


夜が深まり、
帰路につく自分の足音だけが通りに響いてる。
風の音も、
虫の音も、
誰かの囁く声も、
子守唄も、
無い世界だ。

何をもって「平和」というのか、
ぼくはすっかりわからなくなってしまったのだよ。

 
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | 日々云々 | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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