猫よ、君も見たか。

〜ニシガヤゲンイチ、かく語りき〜
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春の夕に。



「そんなに急いで、どこに行くんだい?」

いつもの帰り道、いつもの路地を曲がった先でよく出会うカエルたち。
彼ら彼女らが、ぼくにそう云ったんだ。

「ぼくがそんな急いでいるようにみえるのかい?」

夕暮れ。立ちすくむ。少し湿った風。  
 
「慌てて周りが見えなくならぬよう、くれぐれも気をつけるんだな」
「鳥のさえずり、風の音が聞こえている内は大丈夫だ。全てうまくいく」

「だから、どんな時も、耳を澄ませている事だ」

一瞬、風が止んだ、気が、した。
| 西ヶ谷源市/ニシガヤゲンイチ | かえる 蛙 カエル | 12:40 | comments(0) | - | pookmark |
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