2012.03.08 Thursday
春を知る
ぼくの住む街には小さな川が流れている。
まあ、川といっても正確には “暗渠(あんきょ)化された川” つまり “フタをされ今は地中を流れている川” なんだけれど。
その川の上は今は遊歩道になっていて、だから見た目には川など存在していないようにうつる。
それでもね、川は川だ。
多分ね、その川のせいなのか今ぐらいの季節になると、
毎年街には蛙が大量発生するのだ。
「蛙の大量発生を機にぼくは春を知る」
そして昨日、
ぼくの街に、
沢山の蛙がやって来た。