2016.07.31 Sunday
あるけばしもきた
夏の陽射しがキツくて、
汗は止めどなく流れ落ちて、
ペットボトルの水は空っぽさ。
つい何時間か前に降ったにわか雨。
さっきは地面に叩き付ける雨をあんなにも恨めしく思っていたのに、
ああ太陽、
ぼくは急に雨が恋しくなったりしている。
人々はみな日焼けたくないのか、通りの真ん中を避けて歩く。
ぼくは道の真ん中しか歩けないじゃない。
いいよもう。
じゃあ真ん中は誰にも譲らない。
ここに来るといつも雨だよ、という場所がある。
いつも水の匂いがする街。
水色をイメージする街。
ああ植木に水をやらなかったな。
目覚まし時計のアラーム切ってなかったな。
携帯電話マナーモードにするの忘れてたな。
メールの返信してないや。
傘を持って出れば良かったな。
もっと旨く喋れたかな。
もっと気の利いた音が出せたかな。
後悔はしてないな。
やりたい事はどこまでも山積みだ。
とても喉が渇いてる。
七月が終わっちまいます。